
見学会
拓南製鐵が工法見学会
プレキャストで職人不足解消へ
拓南製鐵(沖縄県那覇市、古波津昇社長)は3月24日、職人不足解消に向け開発したプレキャスト工法の見学会を、同社社宅の建設現場で開催した=写真。
同工法は柱・梁・壁・床を可能な限り工場で制作し、現場ではその組み立てを主とすることで作業量を軽減できるというもの。工期は4階建ての同社社宅で従来の8カ月から半年と25%短縮が図れる予定。溶接不要のネジ節鉄筋と組み合わせることで天気にも左右されにくくなるという。
担当者は「建設会社に取り入れてもらいたい。取りこぼしていた需要に対応し、工期短縮やコスト圧縮に役立ててほしい」とアピールした。
リビング通信
週刊タイムス住宅新聞1578号(2016年4月1日)より掲載