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お役立ちコラム

本村ひろみの「おきなわ 暮らし散歩」<2>

本村ひろみコラム

『時のスケッチ』

目覚ましがわりに毎朝ネコが起こしにくる。だいたい7時ごろ。

ニャーニャーニャー。

一生懸命話しかけてくるけど、何を言っているのかさっぱり分からない。
たぶん「早く起きてヨ」って言っているのかな。ベッドから抜け出してキッチン側の
ベランダのドアを開けると、ネコは勢い良く外に飛び出して手すりにのぼる。

本村ひろみコラム

「おはよう!」

私も一緒に大きな伸びをして、空を眺める。

中庭の木々でさえずっている鳥たちに朝のあいさつ。

一段と大きくネコの声が響いて、ご近所のイヌもそれに呼応する。
ソプラノで鳥もさえずり、にぎやかなコーラスとなる。朝がやってきた。

本村ひろみコラム

一日のスタート。ヘアバンドをして顔を洗い歯磨きして、さっぱりしたところで
Tシャツに着替え、折りたたみの椅子(いす)をベランダの近くに移動して腰掛ける。
珈琲(コーヒー)を沸かしながら携帯を片手にメールのチェック。
毎朝繰り返す行動だけど新鮮な気分。朝は希望に満ちあふれているから。


夏の夕暮れ。すべてが銀色に染まる西日の午後5時。
どこもかしこも乱反射でまぶしかった時間が、いつの間にかすべてを
柔らかいシルエットに変えていく。

雲を眺めていたら時間とともに形を変えて、いつの間にか鳥になった。
夕暮れの空の落書き。縁起が良さそうなので写真に撮って友人にもシェア。

小さい幸せを分かち合う気持ちが大切。

夕日が海に沈むころ、木々を揺らす風の動きが時の経過を告げ、
涼しい風とともに夜が訪れる。

「マジック・アワー」

海も山も草木も建物も、風景の輪郭がおぼろげになって金色に輝く。

誰もが詩人になる瞬間。1日の終わりはなんだか切ない。

ジングルベル・ジングルベル。

みんなが毎日をカウントダウンする季節。
1年で1番「時の流れ」を意識する12月です。

こんなふうに目に映る日常を言葉でスケッチしてみると、
自分だけの「時のスケッチ」が出来上がります。

何げない日常もいとおしい。どうぞそんな気持ちで描いてみてください。

明日の真っ白な1ページに、あなたは何を描きますか?


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この記事のライター

本村 ひろみ

フリーパーソナリティー

本村 ひろみ

那覇市出身。清泉女子大学卒業。
ラジオやテレビのレポーターを経て、ラジオのパーソナリティ、式典や披露宴、イベントなどの司会として活躍中。現在、ラジオ沖縄「GO! GO! ダウンタウン国際通り発」「プラチナ世代の活き方革命」でパーソナリティーを務める。沖縄県立芸術大学大学の修士課程を修了。英国サリー芸術大学に留学し、ファッション・デザイン課マスターコースで学んだ経験を生かし、デザインやイベントのプロデュースにも携わる。
http://cats007.ti-da.net/

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