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金城真知子の「沖縄で、暮らす・はぐくむ」<2>

「銭ト笑~ラン、子トゥドゥ 笑リ~ル」

私には子どもが2人。
来年から小学生の息子と、保育園に通っている娘。
男子と女子の幼児2人と夫、家族4人で、毎日にぎやかに暮らしています。

周りのお友達の中には、夫婦ともウチナーンチュ(沖縄出身)の方が多いのですが、どちらかが県外出身者も多く、県外で子育て経験のある女性が教えてくれるのは「沖縄は、子育てがしやすい気がする!!!」という事。

この「しやすい気がする~!!」というのが、ちょっとしたポイントで(行政面や教育面が整っているかと聞かれると、まだまだ改善点も多いかもしれませんが)、「子どもへのまなざし」が、とっても温かいんです。

金城真知子さんコラム
数年前、子ども達と近所のスーパーに行ったときのことです。
買い物カートの座席に誰が座るかでケンカを始めた2人。話し合って、何分後に交換すると順番を考えたり、立ち乗りしたり、下部の荷台にしゃがみ込んで乗って、母親の私に叱られたり。とにかく、買い物の間ずっとテンヤワンヤ。

その様子を見ていたおばあちゃんが、「子どもたち、元気があっていいね~!! お母さん頑張りなさいよ~!」と声を掛けてくれたり、おばちゃんが笑いながら「やっぱりお兄ちゃんは偉いね~! 妹に譲ってあげたの~」と、褒めてくれるのです。
もちろん、まったく知らない初対面の方々。スーパーに限らず、レストランや病院の待ち時間など、気軽に声をかけられる事はすごく多くって。

この身内でもない大人の方が、母親を励まし、子どもたちを褒めてくれるというのは、ママにとってすごくうれしい事なんです。
特に、幼児期はママ歴も浅く、外出中「周りに迷惑かけちゃって申し訳ない」という後ろめたさがあります。そんな中での優しい声掛け、これは大きな安心感につながります。

沖縄には昔から「銭(ジン)ト笑(ワラ)~ラン、子(クヮ)トゥドゥ笑(ワラ)リ~ル」という黄金言葉(くがにくとぅば)があります。「お金とは笑い合えないけど、子どもとは笑い合える。子どもは宝だよね!」という意味の格言です。

88歳の米寿を迎える夫の大きいおばあちゃんは、ひ孫である息子と娘を連れて行くたびに、家中を駆け回る子どもたちにほほ笑みながら、よく私に声を掛けてくれます。
「子どもたちが来てくれたから、今日はいっぱい笑っているさ~! まちこ~ありがと~ね~」って!!

子どもがいると「笑顔」が生まれる事を知っている沖縄の人たち。だからこそ、身内ではなくても「優しいまなざし」を向けてくれるたくさんの方々いる。
この社会全体のあったかい雰囲気こそが、沖縄が「出生率No.1」に輝いている、大きな要素になっているんじゃないかな~なんて、ママ的には思っているのです♪


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この記事のライター

金城 真知子

フリーパーソナリティー

金城 真知子

1979年、南城市佐敷出身。
琉球大学法文学部を卒業後、RBCiラジオ、FM沖縄を中心にラジオパーソナリティーを務めるほか、ウエディングの司会も手掛ける。FM沖縄の番組「ちゅら玉・浪漫紀行」では、ライター兼ナレーターを担当。沖縄の黄金言葉(格言)や自然、習慣などを題材に800本以上のショートストーリーを作成した。印象評論家・重太みゆき氏の下で学び、2014年から認定トレーナーとして「M.snowⓇスマイルトレーニング」を毎月開催。2児の母。
 
ウェディング司会者:金城真知子 HP
http://kinjomachiko.com
 
沖縄で、笑顔の種まき・ブログ
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