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お役立ちコラム

カラダのコト 親子で学ぼう!思春期『聞かれた時が伝え時 具体的に』

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『聞かれた時が伝え時 具体的に』

性について①

 子どもが中学生になり、友だち同士の会話の中で「キス」「つき合う」などという言葉が聞こえてきてドキドキすることがあると思います。助産院に母親から寄せられる相談で「性教育が必要だけど何をどう伝えたらいいのか困っています」というのもあります。性に関する話はデリケートな部分もあるので親子で話しにくいものですが、子どもが小学校に上がる前からタイミングをみて話題にしてほしいと思います。
 今まで「体」の話を全くしなかった親が、子どもが中学生になり急に話題にしても子どもは気まずく思うでしょうから、小さい時から少しずつ話をしておくことです。子どもたちの中にも「親が恥ずかしがらずに具体的に話をしてほしい」と思っている子もいるようです。
 では、性について話題にするタイミングは? それは「聞かれた時が話すとき!」。良いチャンスです。子どもは言葉の意味を知らずに大人がヒヤリとする単語の意味を尋ねたりしますが、親は慌てずに「○○ってなぁに?」とその単語について逆に聞き直してみてください。子どもは大人が思っているほど詳しく知らなかったりしてホッとするかもしれません。間違った理解をしていなければ、それ以上は付け加えて説明する必要はないと思います。
 ニュースやドラマなどで性に関する話題が取り上げられた時も話をする良い機会です。「未婚で母親になることについてどう思う?」「赤ちゃんの父親は協力しているのかな?」と娘や息子に聞いてみることもできます。テレビを一緒に見ていて濃厚なラブシーンが出てきたら「愛がなくちゃできないよね?」とつぶやいてもいいと思います。
 車の中も話しにくいことを話せる最適な空間です。移動中は親が話していることを聞かざるを得ませんから、子どもに情報を伝えられるこの上なく良い空間です。
 10代の子どもの接しかたのポイントは、子どもがイヤがることをしないこと。「親にされてイヤだったこと」を中高生に聞いてみたところ、「初潮を盛大に祝われた」「父親にボディータッチされた(女子)」「部屋を勝手に掃除された」「下着を見えるところに干された」などたくさん出てきました。思春期の子どもは心と体がアンバランスでちょっとしたことで親とぶつかりやすいので、親が子どもを信用してあげることが大切です。気になっても、グッとがまんしてメールや部屋のチェックをしないことです。
 そうは言っても全く干渉されないのは子どもにとっては寂しいよう。放っておいてほしいけど気にしてほしい、気にしてほしいけど口は出さないでほしい・・・難しいお年頃なんですね。


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 親や友達になかなか聞けない「性とからだの常識」について書かれた本。体の仕組みから妊娠出産、包茎、SEX、中絶、性病まで、10代の若者が知りたいテーマを網羅しています。本棚などにさりげなく置いておけば、子どもも知りたい時に手に取りやすいかも。
■著書/河野美代子、出版社/日本放送出版協会


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執筆/百名奈保(助産師・保健師・看護師・思春期保健相談士)
PROFILE
ひゃくな・なお/那覇市おもろまちで「助産院*きらきら」を開業。「乳幼児からの性教育」「女性ホルモン」などの講座が人気。詳細はブログ http://kirakira2010.ti-da.net
same-moon@comet.ocn.ne.jp


毎週木曜日発行・週刊ほ~むぷらざにて連載<第1361号2013年8月1日に掲載しました>

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