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お役立ちコラム

目からウロコのうちなーグリーン<寄せ植えで楽しむ>

寄せ植えで楽しむ

『大きな株使って、数も多めに』


寄せ植えが一鉢あると華やかに来客を迎えることができる。使用しているのは島バラ、ユーホルビア白雪姫、シクラメン、ヘミグラフィス レパンダ、クフエァタイニィーマイス、赤葉千日紅、レオノチス、テランセラエンゼルレース
寄せ植えが一鉢あると華やかに来客を迎えることができる。使用しているのは島バラ、ユーホルビア白雪姫、シクラメン、ヘミグラフィス レパンダ、クフエァタイニィーマイス、赤葉千日紅、レオノチス、テランセラエンゼルレース

キレイに長く観賞できる工夫を

 沖縄ではこれからが植物を楽しむいい季節です。植物は1種類をひとつの鉢に植える単鉢でも楽しめますが、寄せ植えをすることでお互いが引き立ちます。
 私が寄せ植えを作る時は、できるだけ大きな株を使用します。数も多めに入れます。ちょうど、生花をアレンジするやり方です。しかし、私は生花をやったことはありません。
 ただ、根のある植物と切り花は根本で違います。多くの植物を入れると「大きく育たないからダメだ」という方もいますが、寄せ植えで大きく育てることはあまり期待できません。むしろ「最初からキレイでいかに長く観賞できるように仕上げるか?」が問われます。
 そのためには、根洗いすることが大切になります。根洗いは8月のこのコーナーでも紹介しましたが、水の中で土だけを洗い落とす方法で、根をあまり切らないため、植物が弱る「植え傷み」が少ないのです。

冬も風や雨に注意

 植える鉢は底穴を閉じて、底の部分から4~5分の1に水をためる方法をとると、水やりが楽になります。水をためると、夜温の高い時期は根腐れが多くなりますが、この時期から春までは気温も下がり、どなたでもできますので、チャレンジしてください。
 ただし、これから冬になっていくと、管理面で注意しなければならない点が出てきます。まず、冬の強い風に当てないこと。風で葉や花弁が傷んでしまうためです。そして、雨に当てないこと。秋から冬にかけての長雨は植物にとっては「致命傷」で、病気がまん延してしまいます。特にバラやペチュニアなど、花びらの薄い植物は、雨に濡れないように傘をさすか、雨の当たらないところに避難させます。これらで管理が楽になり、植物の傷みも軽減されます。
 沖縄では、安くてボリュームのない苗が多く販売されているようですが、芯を摘み取る「ピンチ」という作業と、植え替えを繰り返すことによっていい株に育ち、ボリュームのある寄せ植えになります。

寄せ植え組み合わせの例

内径27センチの鉢に植えられた八重咲きブーゲンビリア、クロトン、斑入りヤブラン、コロマンソウ(黄色)、ユーホルビア白雪姫、木立ちベコニア、クミスクチンの7株
内径27センチの鉢に植えられた八重咲きブーゲンビリア、クロトン、斑入りヤブラン、コロマンソウ(黄色)、ユーホルビア白雪姫、木立ちベコニア、クミスクチンの7株
内径15センチの鉢に植えられたレースラベンダー、赤葉千日紅、アキランサス、ハボタン、ピレア・ディプレッサの5株
内径15センチの鉢に植えられたレースラベンダー、赤葉千日紅、アキランサス、ハボタン、ピレア・ディプレッサの5株
寄せ植えする植物は、水の中で土を落とすようにして根洗いすると、植え替えても傷みにくくなる
寄せ植えする植物は、水の中で土を落とすようにして根洗いすると、植え替えても傷みにくくなる

執筆・伊波 英雄
いは・ひでお/1951年、宜野湾市生まれ。寄せ植えや庭施工、アドバイスを行う。コンテナスタイル オーガスタ主宰の伊波京子氏と活動。ブログで植物に関するさまざまな情報を発信。「コンテナスタイル オーガスタ」 電話:098-898−0087 yoseue@ezweb.ne.jp
ブログ「庭と寄せ植え」 http://yoseueya.ti-da.net/


※写真をクリックすると拡大して見ることができます。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞にて連載<第1460号 2013年12月13日に掲載しました>

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