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お役立ちコラム

野菜ソムリエの気軽に沖縄旬野菜 <新タマネギのステーキ>

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特有の香り&辛み成分 疲労回復や食欲増進に

とろける甘さが魅力!

 桜の季節を迎えるころから、新タマネギをよく見かけるようになります。収穫後に干して表皮を乾燥させ、保存性を高めてから出荷する普通のタマネギと異なり、新タマネギは収穫してすぐに出荷されるため、水分が多いのが特長。辛みが少なく、甘みに富み、中には糖度が8%を超えるフルーツタマネギと呼ばれる品種も。サラダやオニオンスライスにしたり、カツオのたたきにたっぷりと添えたりして、生のまま味わうのが一番のおすすめです。
 タマネギ特有の香りと辛みの成分である硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を高め、疲労回復を助けてくれるほか、食欲増進や健胃・整腸効果があると言われています。硫化アリルは水に溶け出しやすいので、水にさらさず生食できる新タマネギならより効率的に摂取できます。
 収穫から時間が経つほど、甘みが減少すると言われていますので、購入する際は、新鮮なものを選ぶのがポイント。色が白く、首が締まり、葉付きなら葉が緑色でしなびていないものを、葉が切り落とされたものは切り口から新芽があまり伸びていないものを選びます。また、水分が多く、とても傷みやすいので、購入後は早く食べきりましょう。
 生食だけではなく、加熱すると甘みがひときわ増し、とろけるような味わいが楽しめる新タマネギ。意外と火が通りやすく、鶏の手羽先やベーコン、ウインナーなどうまみの濃い食材とともに、切らずに丸ごと煮込んでも美味です。ちなみに葉付きのものは、切り落とした葉の根元の白い部分も新タマネギそのままの風味なので、長ネギのように小口切りに刻み、みそ汁やスープなどに入れるとおいしくいただけます。
 とれたての新タマネギは、期間限定の旬の味覚。今のうちに思う存分、満喫してくださいね。


みずみずしい葉付きの新タマネギ。つい手に取りたくなります
みずみずしい葉付きの新タマネギ。つい手に取りたくなります

今月のテーマは

「新タマネギ」

沖縄の旬:12月~翌年4月
主な産地:宜野座村、宮古島など県内各地


フライパン一つでOK

新タマネギのステーキ

 簡単にできて、とろけるような甘さを満喫できる、新タマネギのステーキ。塩だけで味付けしてありますが、お好みで、しょうゆ、ぽん酢しょうゆ、市販の和風ドレッシング、バルサミコ酢などをかけても美味です。

新タマネギのステーキ

材料(2人分)
新タマネギ/1個、EX(エクストラ)オリーブ油/大さじ1、塩/少々 
 
作り方
<1>
 新タマネギは厚さ2センチの輪切りにし、輪の外側から中心までつまようじを刺し、崩れないように固定する。
<2>
 フライパンにEXオリーブ油を熱し、1を並べて塩少々を振り、弱めの中火でこんがりと焼く。焼き色がついたら裏返して弱火にし、ふたをしてじっくりと焼き上げる。
<3>
 皿に盛り、つまようじをはずす。


堀基子さん

文・写真 堀 基子
ほり・もとこ/野菜ソムリエ。沖縄野菜プロジェクト協同組合理事。県産の野菜・果物をはじめ、沖縄食材に関する分野を得意とするコピーライター、フリーライター、フードライター。野菜ソムリエとして、県産農産品のPR企画、食育や健康的な食生活をテーマとする講演なども。一児の母。


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざにて連載中<第1438号2015年2月5日に掲載しました>

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