沖縄の不動産・賃貸・売買ならコノイエ+プラス

お役立ちコラム

金城真知子の「沖縄で、暮らす・はぐくむ」<6>

ウチナー的・リゾート披露宴

 大きな窓から光が差し込み、バージンロードの先に広がるコバルトブルー。
 沖縄の海が間近で感じられるチャペルでの挙式は、県内外問わず大人気です。
 特に、3月と4月は「リゾート婚」の最盛期! 春の柔らかな日差しの元、日に日に青さを増していく海に、「うりずん」前の爽やかな風・・・。
 この時期の沖縄は、花嫁さんを一層輝かせてくれます。

 そして挙式の後には、友人や職場、親戚をお招きしての披露宴!
 これまでの「沖縄的披露宴」と言えば、300人以上をお招きして、結婚式場やホテルの大広間で行うのがスタンダードでした。でも、最近は100人前後の「リゾート披露宴」も増えているんです。

 私が司会を担当させていただく中で特に多いのが、ウチナーンチュと沖縄県外出身者という組み合わせの新郎新婦さま! 「せっかくだから、海が見える所がいいね~」という挙式での思いは同じでも、お互いの中にある「披露宴」のイメージが全く違うので「えっ!!!! そうなの??」と驚きの連続のよう。

 例えば、席順から県外とは真逆で、沖縄式だと新郎新婦のすぐ目の前はご両親の席。披露宴会場に入ると、テーブルにはオリオンビールやソフトドリンクが並べられていているので、新郎新婦の入場より先にそれぞれの席で乾杯が始まっていく・・・といったかんじ。だからリゾート披露宴では「どちらのスタイルでいきましょうか?」が、最初の確認事項なんです。

 最近では、少人数のリゾート会場であっても「移動式の舞台」を設置してくれる所が増えてきたので、幕開けの琉球舞踊「かぎやで風」から、ゲストの方も一緒になって踊る「カチャーシー」まで楽しむことができ、余興も盛りだくさん! 新郎新婦がお色直しで会場にいない間も、友人や親族の余興で盛り上がっています。

machiko2015041501

 「でも、これって失礼じゃないですか??」と心配する声も聞かれるのですが、司会者からその都度説明すると、県外からお越しのゲストさまは驚きながらも「ラフで、こっちの方がいいね~」なんて声も聞こえてきます^^
 
 司会者として披露宴に携わって12年。(まだまだ、ひよっこの私ですが)形式や流行が少しずつ変わっていく中で感じるのは、沖縄式、県外式「どちらも選べる」ということ! 両方の良さをミックスした「折衷型」だってOKなんです!
 例えば、乾杯の前の飲み物は「アルコールをナシにしよう」とか、キャンドルサービスでテーブルを回る代わりに「写真タイム」にしようとか・・・。

 実際、会場に舞台はなくて、両家お食事会がメーンの披露宴で、ウチナーンチュのお父さまが「カチャーシーくらいはみんなでやりたいから、何とかできないですか?」とおっしゃって、急きょ、スタッフさんが音楽を手配し、ゲストみんなで踊った! という事もあるんです^^

machiko2015041502

 それくらい、沖縄の「リゾート披露宴」はラフで自由度が高いのが特徴!
 その分、裏方は臨機応変な対応が求められるので、沖縄には高いスキルを持っているスタッフさんがたくさんいらっしゃるんです。ホントありがたい^^

 新郎新婦はもちろん、両家・ご家族の思いまでぎゅ~っと詰め込んで行われる「ウチナー的リゾート披露宴」。大切な家族が結ばれる瞬間、たくさんの笑顔にあふれていて、本当に、本当にあったかいんです。


▼金城真知子さんのコノイエコラム
沖縄で、暮らす・はぐくむ 関連記事

金城真知子の「沖縄で、暮らし・はぐくむ」

この記事のライター

金城 真知子

フリーパーソナリティー

金城 真知子

1979年、南城市佐敷出身。
琉球大学法文学部を卒業後、RBCiラジオ、FM沖縄を中心にラジオパーソナリティーを務めるほか、ウエディングの司会も手掛ける。FM沖縄の番組「ちゅら玉・浪漫紀行」では、ライター兼ナレーターを担当。沖縄の黄金言葉(格言)や自然、習慣などを題材に800本以上のショートストーリーを作成した。印象評論家・重太みゆき氏の下で学び、2014年から認定トレーナーとして「M.snowⓇスマイルトレーニング」を毎月開催。2児の母。
 
ウェディング司会者:金城真知子 HP
http://kinjomachiko.com
 
沖縄で、笑顔の種まき・ブログ
http://egaookinawa.ti-da.net

月別アーカイブ

ライター