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お役立ちコラム

本村ひろみの「おきなわ 暮らし散歩」<1>

フリーパーソナリティーの本村ひろみさんが、暮らしを楽しむアンテナを巡らせて日々の風景をレポートします。

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「生活の音 ラジオ」

生活の中の音。皆さんが思い浮かぶのはどんな音ですか?

窓を開ける音。シーツや布団の布切れの音。ドアの閉まる音。

お風呂場から聞こえる水の音。子どもの足音。猫や犬の鳴き声。洗濯機の音。

炊飯器からシューシューとあがる水蒸気。目覚まし時計。台所で食器がぶつかる音。まな板の上のリズム。コーヒーの落ちる音。

風が揺らすカーテンのはためき。めくられた新聞の音。人の声、電子音、モノから放たれる音。

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 そのうえ窓からは、鳥の鳴き声、車の走る音や上空の飛行機、ご近所さんのあいさつの声、公民館からのお知らせの放送などがいっせいに重なって、部屋に流れ込んできます。

〝暮らしの中には音があふれている〟

 日々の生活の中で身のまわりにある「音」は空気のように見えない(気づかない)存在。あたりまえな日常の風景はそれが無くなった時にしか気づかないものです。

 ある日、実家に行った時のこと。暗く閉めきった留守の家の中、玄関を開けるとどこからともなく小さな音でラジオが流れていました。一瞬でよみがえった懐かしさ。実家にいた頃の日常の風景です。

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 流行の歌謡曲。ニュースや天気予報。静かな朗読。耳を澄まさないと聞こえないほどのおしゃべりや笑い声。集中して聞くというわけでもなく、なんとなく、気がついたら家に流れていたのがラジオ。それは父の部屋から、物置から、そして母がいつも料理を作りながらつけっぱなしにしている台所から聞こえたきた壁掛けの時計とラジオの音。そう、実家では子どもの頃からずっとラジオが流れていました。

 そんな父の影響で、試験勉強をしながら聞いていた深夜ラジオ。大好きなユーミンを最初に聞いたのもラジオの音楽番組。DJが選曲したおススメのナンバーは「ルージュの伝言」でした。リクエストはがきを書きながら未来を夢見ていた中学生の頃。そのおかげで私は今の仕事に就いています。

 その家の日常の中に私の声が流れている。そんな風景を想像しながら今日も私はマイクに向かいます。


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この記事のライター

本村 ひろみ

フリーパーソナリティー

本村 ひろみ

那覇市出身。清泉女子大学卒業。
ラジオやテレビのレポーターを経て、ラジオのパーソナリティ、式典や披露宴、イベントなどの司会として活躍中。現在、ラジオ沖縄「GO! GO! ダウンタウン国際通り発」「プラチナ世代の活き方革命」でパーソナリティーを務める。沖縄県立芸術大学大学の修士課程を修了。英国サリー芸術大学に留学し、ファッション・デザイン課マスターコースで学んだ経験を生かし、デザインやイベントのプロデュースにも携わる。
http://cats007.ti-da.net/

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