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お役立ちコラム

今日の夕食にいかが♪「夏にぴったりゆし豆腐の冷や汁」

10分レシピ

長生百薬とゆし豆腐の冷や汁

 夏バテや二日酔いで、食欲のない日におすすめの一品。とろみのある長生百薬の葉は、のどごしがよく、クセがないので、ゆし豆腐とも相性抜群です。今回は、みょうがと白すりごまを薬味に使いましたが、青ジソ、もみのり、柚子こしょう、わさびなどをお好みでどうぞ。冷ご飯にかける他、そうめんにもよく合います。

長生百薬とゆし豆腐の冷や汁
長生百薬とゆし豆腐の冷や汁

材料(2人分)
・長生百薬の葉/10枚
・ゆし豆腐/200g
・かつおだし汁/1カップ
・白すりごま/大さじ1
・みょうが/1個
・冷ご飯/茶碗2杯分
 
作り方
<1>
 長生百薬の葉は水で洗い、1cm幅に切る。
<2>
 鍋にかつおだし汁を入れて火にかけ、煮立ったら1を加えてひと煮立ちさせ、ゆし豆腐を加えて火から下ろし、鍋ごと冷水につけてよく冷やす。
<3>
 丼などの器に冷ご飯を盛り、2をかける。千切りにしたみょうが、すりごまをのせて出来上がり。


名前の通り栄養豊富!

葉野菜の少ない夏場に重宝 生命力強く緑のカーテンにも

 梅雨が明けると、いよいよ夏本番。猛暑が続くにつれて店頭に並ぶ葉野菜が少なくなる夏場こそ、長生百薬の出番です。雲南百薬、オカワカメといった名でも知られる長生百薬は、南米の熱帯地域が原産。高温多湿に強いため沖縄の風土によく合い、県内各地で栽培されており、樹木などに絡みついて自生している姿もよく見かけます。
 生命力が非常に強く、プランターでも簡単に育てられ、支柱やネットなどを用意すれば、つるを絡ませながらグングンと成長。厚みのあるハート型の葉を茂らせ、緑のカーテンとして日よけに大活躍してくれます。私もベランダで栽培していましたが、必要なだけ葉をつみ、すぐに夕食のみそ汁の具などに使えて、とても重宝しました。
 長生百薬はその名の通り、長寿の薬草として中国から伝わったほど、栄養価に富む野菜。ビタミンAやB2、高い抗酸化力を持つポリフェノール、ミネラルも豊富で、カルシウムはピーマンの6~8倍、マグネシウムはレタスの5~8倍、銅はキャベツの8倍、亜鉛はニラの2倍以上も含んでいるのだとか。まさに百薬の名に恥じない栄養価です。
 ツヤのある葉は、クセがないので、汁物の具、おひたし、炒め物など、さまざまな料理に使えます。切るとぬめりが出るのが特徴。肉厚ながら意外なほど早く火が通りますので、サッと加熱すればシャキシャキとした食感が楽しめます。
 また、つるに実るムカゴも栄養豊富。塩ゆでにすると、里芋や山芋に似た粘りのある食感で、ビールによく合います。2センチほどの大きさに切りそろえ、といだ米の上にのせ、塩少々を加えて炊飯器で炊き上げ、ムカゴご飯にしても美味です。
 葉もムカゴも栄養満点の長生百薬のパワーをいただいて、夏の暑さを乗り切りましょう。


今月のテーマは「長生百薬」

沖縄の旬:通年
主な産地:県内各地

ツルムラサキ科アカザカズラ属に分類される、つる性植物の長生百薬。葉(上写真)はもちろん、つるに実るムカゴも食用に。
ツルムラサキ科アカザカズラ属に分類される、つる性植物の長生百薬。葉(上写真)はもちろん、つるに実るムカゴも食用に。


堀基子さん
文・写真 堀 基子
ほり・もとこ/野菜ソムリエ。沖縄野菜プロジェクト協同組合理事。県産の野菜・果物をはじめ、沖縄食材に関する分野を得意とするコピーライター、フリーライター、フードライター。野菜ソムリエとして、県産農産品のPR企画、食育や健康的な食生活をテーマとする講演なども。一児の母。


<野菜ソムリエの気軽に沖縄旬野菜>
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざにて連載<第1404号2014年6月5日より再掲載>

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