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金城真知子の「沖縄で、暮らす・はぐくむ」<8>

家なれ~運動

小学1年生になる息子。
イマドキの「青いランドセル」姿も、2カ月間でずいぶん板についてきた。

息子は毎日のように、たくさんのプリント類を持って帰ってくるのだが、先日、その中に沖縄県の教育委員会が推奨する「家~なれ~(ヤーナレー)運動」という鮮やかなチラシが入っていた!

家〜なれ〜運動

「ヤーナレール フカナレー」

これは「家でやっていることが、そのまま外出先でも出てしまうんだよ~」という沖縄の黄金(クガニ)言葉。私も幼いころから両親に口酸っぱく言われてきた言葉だ。

例えば、玄関先で靴をそろえずに、バラバラのまま入ってきた時、ちゃんと並べないとダメだと注意されて、「人の家にお邪魔した時もこうなんでしょ~」と叱られる。
私は「そんなわけないさ~! 遊びに行った時は、ちゃんと並べているし!!」と口ごたえ。
すると、母親から、「昔から『ヤーナレール フカナレー』って言うんだよ。家でできない人が、外だけちゃんとできる訳ないさ~。そのうちボロが出るよ。まずは、家でちゃんとやりなさい。」と、強く言われると言った感じ。

食事のお行儀が悪い時や、乱暴な言葉遣いをした時にも、両親ともに「あい、ヤーナレーだよ!!」とシツケられたものである。
大人になり、私自身が親となった今では、なかなか言われることのないこの言葉。
「家~なれ~運動」のチラシを見ながら、家庭こそ基本だな~と実感している。

例えば、わが家でいうとこんなこと。
テレビに夢中で、全然、話を聞いてくれない子どもたちに「人の話を聞く時は、ちゃんと相手を見るんだよ~」と、強めの口調で叱る私。
それなのに、子どもから「マ~マ~、ちょっと聞いて」と言われた時には、お茶わんを洗っていたり、パソコン作業をしていたり・・・。首だけヒョイっと向けながら「ちょっと待ってよ~」と言いつつ、しばらく待っても私が作業を止めないものだから、4歳の娘に「え~~!! マ~マ~よ! いつ終わるの? ずっとパソコンして! 大人はちゃんと聞かなくてもいいわけ?」と言われる始末。
この間は、「マ~マ~は、パソコンが大好きなんだもんね」とも言われてしまった。すごく反省。。。

「相手の話を、しっかり聞ける子に育ってほしい」と願いつつも、親自身がこの調子では、学校で先生の話を顔を見てしっかり聞けなくなるのも無理はないかもしれない。まさしく親自身も「ヤーナレール フカナレー」である。

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先日、初めて学校の「日曜参観」に参加してきた。
学校で見せるわが子の成長がうれしかったと同時に、先生方の熱心な取り組み、PTA役員さんやボランティアの皆さんの温かなサポートに感激した1日だった。

「大人は子どものお手本です」

チラシのフレーズに自身を省みながら、今度は、私が口酸っぱく「ヤーナレー」を子どもたちに伝えていこうと思ったのだ。


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この記事のライター

金城 真知子

フリーパーソナリティー

金城 真知子

1979年、南城市佐敷出身。
琉球大学法文学部を卒業後、RBCiラジオ、FM沖縄を中心にラジオパーソナリティーを務めるほか、ウエディングの司会も手掛ける。FM沖縄の番組「ちゅら玉・浪漫紀行」では、ライター兼ナレーターを担当。沖縄の黄金言葉(格言)や自然、習慣などを題材に800本以上のショートストーリーを作成した。印象評論家・重太みゆき氏の下で学び、2014年から認定トレーナーとして「M.snowⓇスマイルトレーニング」を毎月開催。2児の母。
 
ウェディング司会者:金城真知子 HP
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沖縄で、笑顔の種まき・ブログ
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