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金城真知子の「沖縄で、暮らす・はぐくむ」<11>

金城真知子の沖縄で、暮らす・はぐくむ
赤ちゃんの名付け

沖縄の9月は、まだまだ暑い。
この時期の平均気温は28度ほどで、原稿を書いている今現在、気温は32度…。日中の日焼け止めは欠かせないし、寝ている間もクーラーのお世話になりっぱなしである。

子どもと海
子どもと海

子どもと海
子どもと海

特に、臨月で大きなおなかの私にとって、暑さはけっこうこたえる。
それを言い訳に、週末こそ子どもたちと張り切って出掛けてはいるものの、普段は「ヤーグマイ(家の中で過ごす)」する時間も増えてきた。

最近、パソコンを開いて、検索するのは「赤ちゃんの名付け」。
両親から赤ちゃんへの「初めての贈り物」とも言われる「名前」なので、漢字の持つさまざまな意味や響き、画数なども考えていくとなかなか決められない。

ちなみに「沖縄の名字は独特だね~」と言われるが、それに加えて、名乗頭(なのりがしら)と呼ばれる「その家に受け継がれている名前の漢字」というのも、私は結構好き!

沖縄の名乗頭

例えば、屋良さんには「朝」、宮平さんには「良」、永山さんには「盛」といったように、男性の名前には、お父さんやおじいちゃんが代々使ってきた「漢字」を一文字入れて名付けるというような風習。私の同年代で、ちょっと古風だったり読みにくかったり、兄弟に同じ漢字が入っていると聞けば、大抵「名乗頭」を受け継いでいる事が多い。

ちなみに私の実家はというと、金城に「幸」という字だった。「だった」と過去形になるのは、私の父には「幸」という字が入っていないからだ。
夫の方はというと、父親には漢字が受け継がれているのだが、その子ども世代の夫や兄弟、いとこたちには誰も「名乗頭」が入っていない。
シーミーや旧盆、伝統料理など、それぞれの家庭で風習や行事が大切に受け継がれている沖縄でも、わが子に「ひとつだけ」しか贈れない名前に関しては、「必ず受け継ぐべきもの」に入れにくいのが現実かもしれない。

そして…、今となっては、特に受け継ぐ「名乗頭」や家の漢字も決まってないわが家。赤ちゃんの命名は、また振り出しに戻って、結局、未定のまんまである。実際、名前の候補はいくつかあるのだが、夫と「赤ちゃんの顔を見てからだね~」と話して、いまでも「赤ちゃんの名付け」サイトをのぞく日々。

5年前 娘が産まれた時
5年前 娘が産まれた時

ちなみに、小学一年生になる長男。同級生の名前一覧を見ると、フリガナ無しには読めないキラキラネームから、「○○之介」「○○子」など古風なものまでズラリと並んでいる。

親御さんの期待と、時代の流れが反映する子どもたちの名前!
サイトで「姓名判断」や「赤ちゃんのお名前人気ランキング」を見つめながら、もうすぐ会えるわが子に思いをはせ、おなかを擦る私。

幸せに満ち足りた、たまらない瞬間である。。。

出産予定日と近いので、繰り上げて行った長男の誕生日会
出産予定日と近いので、繰り上げて行った長男の誕生日会

※名乗頭=正式には、名字ごとに名乗頭が決まっているわけではなく、一門や士族の起源で同じ漢字が使用されているなど、歴史的にはもっと深い意味があるようです。


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この記事のライター

金城 真知子

フリーパーソナリティー

金城 真知子

1979年、南城市佐敷出身。
琉球大学法文学部を卒業後、RBCiラジオ、FM沖縄を中心にラジオパーソナリティーを務めるほか、ウエディングの司会も手掛ける。FM沖縄の番組「ちゅら玉・浪漫紀行」では、ライター兼ナレーターを担当。沖縄の黄金言葉(格言)や自然、習慣などを題材に800本以上のショートストーリーを作成した。印象評論家・重太みゆき氏の下で学び、2014年から認定トレーナーとして「M.snowⓇスマイルトレーニング」を毎月開催。2児の母。
 
ウェディング司会者:金城真知子 HP
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沖縄で、笑顔の種まき・ブログ
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