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沖縄の空気感をまとった工芸 手仕事のぬくもりを空間に【すっきり!インテリア⑦】

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手仕事のぬくもり 空間に

 織物や染物をはじめ、焼物、漆器など、沖縄には特色ある工芸が数多くある。インテリアコーディネーターの前森章子さんは、「沖縄の空気感をまとった工芸をインテリアに取り入れることで、あたたかみが感じられる空間づくりが楽しめますよ」とアドバイスする。

<ステップ1>額装で壁に表情
まずは小さなところから

 「色柄多彩な紅型や柔らかさが感じられる織物をインテリアに取り入れることで、空間が和むとともに、涼やかさやあたたかみといった季節感も演出できます」と前森さん。例えば無機質なコンクリートの壁に風合いのある織物を1枚掛けるだけで、雰囲気はグッと和らぐし、ランプシェードやテーブルセンターなどに取り入れれば優しいアクセントにもなる。
 工芸品をインテリアにどう取り入れていいか分からないという場合は、「好きな織りのコースターを額装して壁に飾るだけでも、殺風景な壁が表情豊かになります」とアドバイス<写真1>。布を飾るフレームはアクリル素材やシルバーを選べばモダンな空間にもぴったり合うし、木のフレームなら自然の風合いにまとまる。
 玄関やリビングにディスプレーコーナーなどを設け、季節に合わせて布やガラス、陶器を飾るのもおすすめだ。「まずは小さなスペースから始めて、アレンジを広げていくといいでしょう」。
 また、<写真2>のように、クッションカバーの一部に紅型の布を組み合わせるのも良い。カーテンとクッションの紅型の色みを合わせれば、より調和の取れた空間づくりができる。

紅型の布を額装して少し飾るだけで、雰囲気が和む
紅型の布を額装して少し飾るだけで、雰囲気が和む<写真1>
クッションの一部に紅型の布を組み合わせ、華やかなアクセントに=M邸。写真提供/前森章子
クッションの一部に紅型の布を組み合わせ、華やかなアクセントに=M邸。写真提供/前森章子<写真2>

<ステップ2>使うほど味わいに
暮らしへの愛着にも

 「工芸品は使うほど暮らしになじみ味わいが増します。沖縄の気候風土、手仕事の良さを感じることができるのも魅力」という。素材や色、柄の意味合いを知れば、「大切に使いたい」との思いにもつながるだろう。
 「わが家では、新年に使う器類を一つずつ、沖縄の工芸品でそろえていくようにしています」と前森さん。家族1人1人、自分の好きなアイテムが増えることで、暮らしへの愛着にもつながりそうだ。


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<4>窓回りから涼しく
<3>衣類の置き場所見直そう
<2>カウンター使いで整う
<1>モノを調和させ心地よく

インテリアコーディネーターの前森章子さん

インテリアコーディネーター
前森章子さん(まえもり・しょうこ)


取材・編集:岸本貴子
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1552号2015年10月2日紙面から再掲載」

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