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死角ゼロは自立に【住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ】

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死角ゼロは自立に

執筆者/宇津﨑友見

 皆さんは子ども時代、どんなお子さんでしたか? いつもお母さんにくっついていた泣き虫の甘えん坊。それとも、自分の事は自分でと自立していたなど、さまざまだと思います。でもそんな生い立ちや今の自分の性格が、実は住んでいた家の間取りや住まいの環境に大きく影響を受けていたとしたら?
 日本住育協会の「住育ハッピーライフセミナー」では、過去の生い立ちと間取りの関係を考えます。皆さんいろいろな事に気付かれ、住まいは人間形成の場なのだと改めて驚かれます。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭だと、そのことがとっても良く分かります。子どもの性格もあるのでしょうが、住まいの環境によっても子どもの行動は違います。子どもが後追いする。一人で遊んでくれない! そう言われるお母さんのお宅は、死角が多いのです。
 間取りを見ると、リビング、キッチン、ダイニングそれぞれが孤立しています。LDKがつながっている場合でも、壁があったり、凹凸があったり。子どもが何をしているか? どこにいるのか? といつも緊張感があるお家は、死角が多い証拠です。お母さんは安心して子育てできません。あなたのお家はいかがですか?
 子どもの低い目線からお母さんが見える事はとっても重要です。子どもが育てやすい。一人遊びできる。自分の事を自分でできる自立できる子が育つ家は、全てオープンで死角がありません。子どもからお母さんの姿がずっと見えるだけで、子どもは安心して一人遊びができます。逆に死角ばかりで、家事をするたびにお母さんが見えなくなる間取りだと子どもは不安になり、「抱っこ」と甘えて後を追い、まとわりついてきます。
 住まいは人間形成の場。住育の視点で考えると、いろいろなことが見えてきます。

死角の多い間取り

子どもが不安で、まとわりつく。母親のストレスも大
子どもが不安で、まとわりつく。母親のストレスも大

オープンな間取り

子どもが安心して自立。ストレスが減る
子どもが安心して自立。ストレスが減る

住育アドバイザー・宇津﨑友見さん

宇津﨑友見(うつざき・ともみ)
(株)ミセスリビング代表取締役社長。建築士、住育アドバイザー。母、妹と全国各地で住育セミナーなども開く


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