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お役立ちコラム

カラダのコト 親子で学ぼう!思春期 -1-

自分の体を好きになる

 子どもが5〜6年生になり体つきが大人びてくると、どんなふうに接したらいいか戸惑う親は多いと思いますが、慌てなくて大丈夫です。「歩いた」「お喋りができるようになった」ことを喜んだように、親が正しい知識を持ち、子どもが大人になっていくのを一緒に楽しみに待てばいいのです。
 女の子の場合、大人の体に近づいた証しの一つとして初潮がやってきます。始まる時期は、体格、特に体脂肪が関係していると言われていて12〜13歳ですが、早過ぎても遅過ぎても心配です。もし9歳以下と早くきたり、15歳を過ぎてもこない場合は、婦人科で相談してみましょう。

 女性はホルモンの働きで月に一度排卵し、子宮内膜は受精した場合に備えてふかふかに厚くなります。受精しないとこの内膜はいらなくなるため、はがれて血液と混ざって体外に出てくるのが月経です。「初潮が始まった時、母親に言えなかった」という子もいるので、親御さんは、いつも娘さんの体調を気にとめ声をかけてあげて下さいね。
 初潮から2〜3年は月経周期も不規則なので、「自分のカラダと向き合う」という意味も含め記録をつけるのがオススメです。月経は50歳くらいまで続きますが卵子は年々老化していくので、赤ちゃんを産むならいつころがいいかな? ということも少しだけ娘さんと一緒に考えてみましょう。
 また初潮と前後して気になり始めるのが「おりもの」。子宮や膣から分泌される粘度のある分泌物で体を守る自浄作用があります。白っぽい半透明で乾くと黄色くなり、甘酸っぱいにおいがするのは正常です。

 男の子の場合は、「精通」がやってきます。思春期になり精子が一定量たまって初めて射精することです。精通は12歳で2割くらい、16歳までには7〜8割の子にみられます。夢精は夜眠っている間に無意識に射精が起こる現象で11〜15歳くらいに初めて経験することが多いといわれています。男の子も女の子も下着が汚れて悩む子がいるので「汚れたら下洗いしてバケツに入れてね」と普段から声をかけておくといいでしょう。
 思春期になると男女とも体つきが変わってきます。乳房や外性器は色や形に個人差があり、形が左右対称ではないことがほとんど。もちろんペニスの大きさ、形、色も個人差があります。「他の人と違う」と悩む子もいるので「みんな違うよ」と伝えてあげて下さい。人と比べないで自分の体を好きになってもらうことが何より大切なのですから。

 思春期の子どもたちが自分の心と体について知り「望む生き方を選択できる方法」を親子で学ぶヒントを紹介します。

正しい知識で成長を喜ぶ

排卵周期図

排卵周期を示した図。ホルモンの働きで排卵し、2週間後に月経がやってくる

執筆/百名奈保(助産師・保健師・看護師・思春期保健相談士)

百名奈保 氏

PROFILE
ひゃくな・なお/那覇市おもろまちで「助産院*きらきら」を開業。「乳幼児からの性教育」「女性ホルモン」などの講座が人気。
詳細はブログで(http://kirakira2010.ti-da.net
same‐moon@comet.ocn.ne.jp


週刊ほ〜むぷらざ1344号(2013年4月4日に掲載しました)

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