沖縄の不動産・賃貸・売買ならコノイエ+プラス

お役立ちコラム

2015年おきぎん賃料動向調査② タイプ別各地域の賃料「全タイプ新都心が最高値」

2015年おきぎん賃料動向調査② タイプ別各地域の賃料
「全タイプ新都心が最高値」

前回(1566号、1月8日発行)に続き、(株)おきぎん経済研究所がまとめた「おきぎん賃料動向ネットワーク調査2015」から、県内の賃貸市場を紹介する。2回目は「タイプ別に見る各地域の賃料」。同社の髙良圭研究員は「新築・中古問わず、どのタイプも新都心地域の賃料が高い」と話す。

利便性の高さで需要

 築1年以内の新築物件を見ると、全タイプで賃料の最も高い地域は那覇市(新都心)だった=上グラフ。県内平均と比べると、ワンルーム〜1LDK(県内平均賃料5万100円)で17.9%、2K〜2LDK(同6万5400円)で20.9%、3K〜3LDK(同7万7400円)で30.2%、それぞれ高い賃料を示した。
 「商業施設が充実し、交通の便も良いことから人気があり、賃料水準も高い」と髙良研究員。モノレール駅周辺での単身者の需要や、県外企業の借り上げによるファミリータイプの需要も同地域の賃料押し上げの要因になっている。
 一方、最も低かったのは、ワンルーム〜1LDKと2K〜2LDKでは名護市、3K〜3LDKでは宜野湾市・西原町・中城村。「いずれも物件の供給過剰感などから、賃料は下落傾向にある」という。

タイプ別 県内平均賃料との地域差

【AD】沖縄県那覇市で貸アパートをお探しの方はこちらから

開発地区人気 2極化進む

 新築以外の中古物件でも那覇市(新都心)の賃料が全タイプで最も高く、ワンルーム〜1LDK(県内平均賃料4万4200円)は15.1%、2K〜2LDK(同5万4800円)は24.4%、3K〜3LDK(同6万7100円)は33.7%、それぞれ県内平均を上回った=下グラフ。
 「モノレール駅近くの築浅物件の増加により、那覇市全域において高い水準で賃料が推移している。中でも新都心地域は利便性が高く人気で、最も高い賃料になったのだろう」
 新築3K〜3LDKで最低だった宜野湾市・西原町・中城村だが、中古では市街地開発地区で需要が高く、平均との乖離は少ない。ただし、ワンルームなどの学生向け物件は格安が好まれる傾向が続いており、県内平均を最も下回っている。
 髙良研究員は「新築・中古ともに、利便性の高い市街地開発地区に人気が集まり、2極化が進みつつある」と話した。次回は各地の需給バランスと人気設備について。

▼関連記事
2015年おきぎん賃料動向調査① 平均賃料・稼働率


<いえの旬ネタ>
取材・編集:出嶋佳祐
沖縄タイムスの副読紙/毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1567号2016年1月15日掲載紙面から転載」

月別アーカイブ

ライター