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うちの亀ちゃんはなんでも屋!【亀谷明日香の紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記】

亀谷明日香の紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記【vol.1】
うちの亀ちゃんはなんでも屋!
文・写真/亀谷明日香
虹亀商店 店主


東てぃーだが望める、沖縄の南部、南城市。
引き戸と窓を開け放つと、吹いてくる南風が心地いい。
この地に住んでもうすぐ三年になる。

東屋みたいな家に住みたかった。
公園や展望台に建っている、柱と屋根だけの建物、東屋。
眺めがよく、気持ちのいい日陰に、何時間でもそこに居たくなる。
東屋好きの私が、いちばん好きな東屋は、沖縄の最南端の有人島、波照間島にある。
ニシ浜という、1キロ以上も続く白い砂浜と、波照間ブルーと言われるきれいな青い海、が見渡せる場所に、その東屋は建っている。

東京出身の私は、高校生のときに初めて旅でやってきた沖縄に夢中になり、19才のときに移住してきた。
高校生だった私は、必死でバイトをして貯めた旅費を握りしめて、長い休みの度に沖縄に来ていた。
長く居たいものだからとにかく節約。あまり宿などには泊まらず、基本はキャンプで自炊。一人用のテントとバックパックを背中に担いで、手にはケースに入った三線。そんな高校生だった、私。
旅の中で出会った、波照間島は、今でも私にとって、大好きな島だ。
今は島でのキャンプはできなくなってしまったようだけど、当時の私はニシ浜の奥でテントを張り、一日の大半をニシ浜の東屋で過ごした。三線の練習をしたり、絵を描いたり、ただぼーーっと海を眺めたりしている時間が、何より満ち足りていた。

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沖縄に住みたいなあ。きれいな海を眺めながら暮らしたい…。
そのときの想いがいつしか現実になり、沖縄に移住してきて早19年。
家族ができて、どんどん増えて、自分たちの想い描く暮らしを実現するために、南城市知念へと引っ越してきた。
そしてこの場所で、家を造って、暮らし始めて三年になる。

この家は、手作りが大好きなうちの旦那さん、亀ちゃんの手作りだ。
この土地をみつけてから、何年もかけて、たくさんの友達の助けを借りて、毎日毎日、こつこつと造り上げた亀ちゃんの最高傑作。
風通しがいいように、入り口は全部引き戸にし、窓も工夫して、屏風畳のように全部開け放てるようにした。
おかげで、クーラーなしの我が家だけど、真夏でもけっこう涼しい。

家で座って作業をしていると、目線の先には、大きく広がった海がみえる。
ああ、なんて気持ちいい。この家はまるで、波照間の東屋のようだ、と思う。

庭では、いろんな鳥が遊んでいるのがみえる。
イソヒヨドリ、ドバト、冬には渡り鳥のサシバがやってくる。シラサギが飛んでくるときもある。
開け放っている我が家の中に鳥が飛んできて、そのまま通り抜けることもある。
仕事を家でしているので、普段ほとんどどこにも出かけない私だけれど、この開放感のおかげで、いつでも気持ちはふわふわと、旅をしているような気分になる。

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こんなちょっと変わった、自分たちの手作りの家。
出来上がるまでには、笑えることや、シリアスなこと、本当にいろいろなことがあったのだ。
そのお話しは、また次回!


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亀谷明日香

東京都出身
1996年:沖縄に惚れ込んで移住。
沖縄県立芸術大学にて紅型を4年間学ぶ。
在学中から紅型作品、土産物等を作り、販売を始める。
2009年、紅型雑貨屋「虹亀商店」を沖縄本島南部の南城市知念にてオープン。
四児の母として子育てをしながら、日常にある沖縄の自然に日々感動し、染めています。

虹亀商店

〒901-1512 沖縄県南城市知念字吉富サウジ原335-1
電話=090-8293-1138
http://www.k5.dion.ne.jp/~nijigame/

ブログ
『紅型雑貨 虹亀商店』
http://nijigame.ti-da.net/

<コノイエ+プラス・コラム2016年1月30日公開>

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