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沖縄は野菜も果実もたくましい【野菜ソムリエ・岡田郁子の島野菜と果樹・花のある暮らし】

岡田郁子の島野菜と果樹・花のある暮らし【vol.2】
沖縄は野菜も果実もたくましい
文・写真/岡田郁子
野菜ソムリエ


パパイア/写真左 バナナ/写真右
パパイア/写真左 バナナ/写真右

 家庭菜園の収穫物が食卓を彩る環境で暮らす中、私は「野菜ソムリエ」という資格の存在を知る。2010年のこと。
 当時野菜ソムリエは、「ベジタブル&フルーツマイスター」という名称だった。そう! 野菜だけでない。植物が持つ優れた栄養成分や効果は、果物にこそ多く備わっている! わが家では、バナナ・レイシ・ローゼル・カニステル・アセロラ・ピタヤ(ドラゴンフルーツ)・パパイア・ミズレンブ・ピタンガ…と、9種の果実が、台風に傷めつけられなければ! と前置きして、代わる代わる実をつける。以前はシークヮーサーも実ったが今はない。キクイムシやられた。  
    
 ご近所も同様で、野菜は見えなくとも果物が塀の外を歩く人を和ませる。が、住宅の塀越しに生い茂るバナナやパパイアの木を珍しいと思って見る人はあまりいない。あっ! 一言、沖縄ではパパイアは野菜です。熟す前の青パパイアが「パパイアイリチー(パパイアの千切り炒め)」、ティビチ(豚足)やソーキ(あばら骨)と煮た「パパイアのお汁」、「パパイア漬け(漬物)」などの料理になる。

パパイアイリチー/写真左 パパイアのおつゆ/写真右
パパイアイリチー/写真左 パパイアのおつゆ/写真右

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 野菜ソムリエになると沖縄野菜への関心が一層高まり、合格者仲間で沖縄野菜プロジェクト協同組合を結成。組合の目標は「沖縄の農家のために、沖縄に住む人々の健康のために行動する」というもの。

 こんな流れの中で学べば学ぶほどに、沖縄は野菜も果実もじつにたくましいことを感じる。やっぱり南国の顔なのだ。

ドラゴンフルーツの実/写真左 アテモヤ/写真中央 縦に連なるミズレンブ/写真右
ドラゴンフルーツの実/写真左 アテモヤ/写真中央 縦に連なるミズレンブ/写真右

 わが家の菜園がウチナー、ウチナーしていくのはいうまでもない。
 雲南百薬(現在は長生百薬と呼ばれる)・ハンダマ・ニラ・ネギ・ニガナ。これらがうちの5大作物。声に出して、リズムをつけて唱えてみよう! ♪ウンナンハンダマ・ニラネギニガナ♪♪
ノリがいい。だからナニ? …それだけのことです! 
自分で野菜を育ててみたら、この楽しさをきっとお分かりいただけると思う。沖縄野菜は雑草のごとくたくましく、ネギ以外は植え替え不要。しかもここが肝心! 強力な栄養野菜である。

 沖縄の野菜はビタミン・ミネラルが豊富。そして抗酸化作用が強いのが特徴。全国でここだけが南西諸島(奄美を含む)と呼ばれる亜熱帯地域。ギラギラ降り注ぐ直射日光、高温多湿ゆえに多い害虫。植物は紫外線と害虫から身を守る術(すべ)を身に付けてきた。これが抗酸化物質で、エイジングケアや生活習慣病予防に優れた成分が多い。

 沖縄の厳しい太陽、吹き抜ける潮風、石灰質土壌が植物の外観と栄養素(色・味・香り)をたくましく育んでいる。
♪オキナワ良いとこ一度は…♪ おいで~。

▼野菜ソムリエの岡田郁子さんのコラム
 ・vol.1 家庭菜園のある風景


profile_okadaikuko

岡田郁子

1945年、那覇市出身。琉球大学卒業後、局アナ、フリーランスアナをへて2001年、食事サロンきまぐれkitchenを自宅で始める。60代で挑戦したNAHAマラソン完走、野菜ソムリエ合格の体験を通し、元気に年を重ねる術を伝える講演活動に励む。野菜ソムリエ仲間と設立した沖縄野プロジェクト協同組合では代表理事を務める。アンチエイジングセルフケアアドバイザー、ナチュラルフードコーディネーター。

ブログ
『きまぐれキッチンのきまぐれブログ』
http://kimagrewor.exblog.jp/

<コノイエ+プラス・コラム2016年2月18日公開 全3回>

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