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え!自分たちの住む家を造る!?【亀谷明日香の紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記】

亀谷明日香の紅型ばかりやっている自由な嫁の自由な日記【vol.2】
自分たちの住む家を造る
文・写真/亀谷明日香
虹亀商店 店主


東屋みたいな家に住んでいる私たち家族。メンバーは、大人二名子ども四名だ。この家を作り始めた頃にはまだ歩けなかった三番目の子どもが、スコップを持ったりトンカチを持ったりして手伝うようになり(ほぼ遊びだが)四番目の子どもが生まれ、脚立を登れるようになったころ、完成した私たちの家。

木も草もぼうぼうで斜めだった土地に手を加え出してから、三年がたっていた。

私と亀ちゃんは、その頃から虹亀商店という紅型染めの雑貨屋さんを二人でやっていた。大学で紅型染めを学び、紅型でものを作ってお店をやりたいという私に、亀ちゃんが協力してくれてスタートした小さなお店。

でも、最初はお店だけで生活していくのはとても無理で、亀ちゃんが友達の内装工事を手伝ったりして出稼ぎをしながら、家事や子育ても協力しあってやってきた。

店を開けて数年、ちょっと生活が落ち着いてきたなーというその頃、亀ちゃんが「自分で、自分たちの住む家を造りたい」と言い出した。

「どのくらいの時間がかかるのかわからないけど、やってみたい」

お互いのやりたいことは、できる限り反対しないでやらせあっていきたいねというのが私たち夫婦のモットー。お店も協力してくれて、本当に感謝している。
亀ちゃんがやりたいなら、やったらいいよ!と、言ってあげたい。

でも、本当にできるの??
大工でもないのに??
やったことないのに??

そのときの私には、まったくわからなかった。

だけど、私は亀ちゃんの、「やり始めたら最後までやめない」(←最後までやる、というより、最後までやめない、という表現がしっくりくる)という性格を知っていた。そして何より、友達の存在が大きかった。

亀ちゃんが家を造りたいと思っている、と話をしたら、「手伝うよ!」「相談にのるよ!」と、面白がった友達が、次々言ってくれたのだ。

住み込みで一緒に生活しながら、家造りを手伝ってくれると名乗り出てくれる友達もいたし、自分で家を造った経験のある年上の友達が、絶対できるよ、と言ってくれた。測量士や建築士の資格を持った友達が、土地を見に来てアドバイスしてくれた。
必要な時には行くよ、と言ってくれた電気屋さんや水道屋さんの友達もいた。
他にもたくさんの友達に、背中を押してもらって…みんなに協力してもらったら、できないことはないんじゃないかと思えた。時間はどれだけかかるかわからないけど…。
やめなかったら、できるだろう。

「いいよ。面白そう」と、私は答えた。

そして、亀ちゃんの家造りは始まった。

添付写真は、家の横の水路です。
添付写真は、家の横の水路

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家を建てる予定の土地は、山の斜面にあり、まずはそこを整地して、土地の形を作っていくことから始まった。木も草もボーボーで斜めだった土地をユンボで慣らし、土がむき出しになった土地を見て、「ここに住むときを夢見て頑張ろう!」と、気合を入れた私たち。
土地の横には、山から海へと流れる雨水の水路があり、ハーモー(アカハライモリ)や、テナガエビがすんでいて、ちょろちょろとした穏やかな水の流れは、子どもたちの水遊びや庭への水撒きなどに最適な気がしていた。

しかし…。ある大雨の日、私たちは信じられない光景を目の当たりにすることに。

その水路が大雨で氾濫(はんらん)し、まるで噴水のように数メートルの高さまでふき上げていたのだった。

「すごい!!!」と、
大興奮するもつかの間、こんな危険な水路の横に住めるのか!? と青ざめた。

どうやらその水路は、大雨の度に氾濫し、あふれ返るようだった。
氾濫した水はうちの土地にも流れ出し、土砂を巻き込んでゴウゴウと川のように流れ、たった一晩で土地の形を変えてしまうほどだった。

こうして始まった家造り、これからどうなっていくのか!?

続きは次号!

普段は穏やかな子どもたちの遊び場。でも雨が降ると…。
(普段は穏やかな子どもたちの遊び場。でも雨が降ると…。)

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亀谷明日香

東京都出身
1996年:沖縄に惚れ込んで移住。
沖縄県立芸術大学にて紅型を4年間学ぶ。
在学中から紅型作品、土産物等を作り、販売を始める。
2009年、紅型雑貨屋「虹亀商店」を沖縄本島南部の南城市知念にてオープン。
四児の母として子育てをしながら、日常にある沖縄の自然に日々感動し、染めています。

虹亀商店

〒901-1512 沖縄県南城市知念字吉富サウジ原335-1
電話=090-8293-1138
http://www.k5.dion.ne.jp/~nijigame/

ブログ
『紅型雑貨 虹亀商店』
http://nijigame.ti-da.net/

<コノイエ+プラス・コラム2016年3月2日公開>

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