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住宅ローンで新サービス「利便性向上で顧客獲得」【りゅうぎん】

住宅ローンで新サービス【りゅうぎん】
利便性向上で顧客獲得

ネット銀行や県外金融機関の進出で、消費者の住宅ローンの選択肢が広がっている。そんな中、琉球銀行(金城棟啓頭取)は、現金での住宅購入者向けの住宅ローンを始めた。一つのローンで中間金などが支払えて手続きを簡素化した制度もスタート。利用者の利便性向上で顧客獲得につなげる。

分割実行制度で手続き簡素化

3月1日に同行で取り扱いが始まったばかりの住宅ローンが、現金での住宅購入者向けの「住まいるくん」。取得費を預金として預け入れ、同ローンを利用することで万一に備えた団体信用生命保険(団信)が付保できるもの。同行によると、国内では珍しいローン商品だという。団信とは、ローン利用者が返済中に死亡または高度障害などになった場合にローンが完済される保険。団信の付保には、0.3%の金利上乗せが必要だ。

また、取得する住宅が住宅ローン控除の対象なら、各年のローン残高に応じて所得税や住民税から10年間控除が受けられる。

同ローンは全期間固定金利で年利0.5%。主な条件は、借入額と同額の預金を同行に預け入れるほか、契約時の年齢が満20歳以上であること。融資額は100万円以上1億円以下で、返済期間は1年以上50年以下の範囲で設定できる。

営業統括部リテール業務課の亀島健司調査役は「現金を手元に残しつつ、万一の事態に保険で備えられる安心の商品」とアピールする。 

2月からは、住宅新築を融資対象とした住宅ローンで「分割実行制度」を開始。一つのローンで、工事の進捗に応じて建築会社に支払う着工金や中間金を、利用者が分割で受け取れるようにしたもので、団信の告知申請が初回だけで済むのが特長=図。着工金や中間金は従来、「つなぎ融資」として個別のローンで工面する場合が多く、団信の告知申請もつど必要だった。

土日で書類預かりも

そのほか、売買契約時などで必要なローン融資金の交付手続きや、売り主への振り込み手続きも、土日で事前に必要書類を預かることで、利用者が平日に来店することなく、手続きが完結できるようしている。

亀島調査役は「低金利をうたうネット銀行、県外金融機関の進出が目立つ中、金利以外のサービスを充実させることで、顧客獲得につなげたい」と話した。「住まいるくん」「分割実行制度」の問い合わせは同行の窓口、またはローンセンター+まで。


住宅ローンの分割実行制度と従来型の違い(イメージ)


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編集・我那覇宗貴
沖縄タイムスの副読紙/毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1574号2016年3月4日紙面から掲載」

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