沖縄の不動産・賃貸・売買ならコノイエ+プラス

お役立ちコラム

柿本洋の「OKINAWA中古住宅ガイド」<7>|コノイエプラス

築32年の中古一戸建てをリフォームし手に入れる
~Sさんの場合~

本コラムもあっという間に最終回! 前回に続き、中古一戸建てを購入して実際に住んだSさん(女性)の事例を紹介したいと思います。LDKを広くし、内装を爽やかな色使いの輸入塗料で仕上げました。Sさんの行動力と決断力も必読ですよ!

Sさんは17年前に購入した那覇市内のマンションで、息子さん(長男)と一緒に暮らしていましたが、日ごろから一戸建てに移り住むことを夢見ていました。

一度は住んでいるマンションをリフォームしようと、業者に見てもらったこともありました。しかし、「買い替えた方が安上がりですよ」と言われ、どうするべきかと頭を悩ませていました。

そんな時、「那覇市、40坪、2000万円、収益物件」と書かれた物件情報を見て、直感的にこの物件に引かれ、早速、不動産会社に連絡をして現地を見学しました。

築年は1980年で、購入当時の築年数は32年。1階はピロティの駐車場で、2階が住居という物件でした。1階はわずかながら駐車場収入があるし、2階はリフォームすれば十分使えると判断し、Sさんは購入を決めました。

Sさんは、私たちの会社で行っていたリフォーム物件の完成見学会にお越しくださり、内装やプランニングなどを気に入られました。そして、リフォームのお手伝いをすることになりました。

忘れもしません。台風が近づいて来場者も少ないだろうと思っていた中、Sさんはバイクでお越しくださったのです(感涙)。「中古物件×リフォーム」を成功させるには、タイミングを逃さないための行動力と決断力が重要だと改めて感じたものでした。

そして、この物件の売主さんが逆にSさんの住んでいたマンションを購入することになり、まさかの物件交換のような形の売買となりました。珍しいパターンです。

リフォームに当たり室内を見ると、部屋が細かく仕切られており、とても暗い印象でした。

リフォーム前のキッチン。壁際にあった
リフォーム前のキッチン。壁際にあった

そこで間取りを変更し、LDKを広く確保した上で、キッチンも対面にプランニングしました。

リフォーム後のキッチン。レイアウトを対面式に変えて、リビング・ダイニングとのつながりやすくした
リフォーム後のキッチン。レイアウトを対面式に変えて、リビング・ダイニングとのつながりやすくした

内装もデザイン性の高い輸入塗料で仕上げたり、1・2階をつなぐ階段のこう配をコンクリートを打ち増しして緩やかにしました。

洋室の仕切りを取り除き、13.8帖から17帖に広げたLDK。黄色い壁は、輸入塗料「ポーターズペイント」の石灰系塗料
洋室の仕切りを取り除き、13.8帖から17帖に広げたLDK。黄色い壁は、輸入塗料「ポーターズペイント」の石灰系塗料

Sさんは当初、予算を200万円程度で考えられていました。その後、マンションの売却が決まったこともあり、予算を増額。水回りも含めて全面的にリフォームしました。

こだわってリフォームした分、Sさんは「家にいるのが楽しくて仕方ない」と住み心地に満足されています。工事中に息子さんが結婚されて一緒に暮らすことになり、その後お孫さんも誕生。幸せが舞い込む「中古住宅×リフォーム」になりました。

鉄筋コンクリート造の住宅が主流の沖縄で、本コラムが満足のいく「中古住宅×リフォーム」のお役に立てれば幸いです。ご愛読ありがとうございました。


【PR】那覇市全域で中古マンションをお探しならコノイエプラス


柿本洋さんのコノイエ+コラム
OKINAWA中古住宅ガイド 関連記事

柿本洋のOKINAWA中古住宅ガイド

この記事のライター

柿本 洋

佐平建設取締役常務

柿本 洋

1979年、広島県生まれ。㈱佐平建設取締役常務、㈲日建開発取締役。「身の丈に合う、こだわりのマイホームを」と考える人向けに、中古住宅の物件情報とリフォーム案をセットにして発信する不動産サイト「きたな美(ちゅ)らん」をオープン。建物の状態を診る「1級建物アドバイザー」の資格を持つ。3児のパパ。

月別アーカイブ

ライター