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したい暮らしが軸【住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ】

住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ<11>

したい暮らしが軸

執筆者/宇津﨑友見

「いつも部屋のどこかに物が置き放しで、家が片付きません。収納スペースはある程度あるのですが、持ち物も多く、うまく活用できず…。収納のコツや片付けの方法を教えてください」
(沖縄市・Aさん)

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収納のお悩みは、全国でも一番多いかもしれません。ご相談者の共通点は、どう暮らしたいのですか?とお聞きしても「スッキリしたい」としか答えられないこと。お部屋の具体的なイメージができていないのです。皆さんはいかがですか?

まずは、どんな暮らしがしたいのか、徹底的に書き出します。目指す住環境に対して、いまの住まいの問題点は何なのか? これを明確にしないから片付かないのです。先日、「収納が足りない。どんな家具を買ったらよいですか?」という相談がありました。「したい暮らし」と「問題点」を書き出したところ、家具を買うのでなく自分の不要なものを処分すること、必要なものを選ぶという選択をされました。

ある一定の物を捨てられないという人には、その理由があります。先の相談者の方は書類を捨てられないタイプでした。活字を見たら安心する。だから捨てられない。こうした片付かない無意識の理由が明らかになれば、的確な処方箋(住育アドバイス)が出せます。

相談者の方は、好きな活字をポスターにして、見えるところに貼る。不安になったらそのポスターを眺めて深呼吸するという方法で、リバウンドなしでスッキリ片付けていらっしゃいます。家の主役は物でなく人。心の整理整頓=家の環境=豊かな楽しい人生です。

ポイントは次の八つ。
①現在使っているかどうか。時間軸は常に「現在」で。
②ワクワクするかどうか。
③適正量を決める。全て数値化する! 例えば服は100など。
④アクション回数はできるだけ少なく。
⑤カテゴリーごとに収納。使う場所ごとに分散しない。
⑥「出しやすい」よりも「片付けやすい」を重要視!
⑦掃除と片付けは違うものと理解。
⑧物に指定席…ラベルをつけて家族全員が分かるようにする!

参考になれば幸いです。


住育アドバイザー・宇津﨑友見さん

宇津﨑友見(うつざき・ともみ)
(株)ミセスリビング代表取締役社長。建築士、住育アドバイザー。母、妹と全国各地で住育セミナーなども開く

(株)ミセスリビング ホームページ http://mrs-living.co.jp/
一般社団法人 日本住育協会 ホームページ http://jyuiku.net/
ブログ http://www.jyuiku.net/blog/

▼住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ
<18>可視化し見守りやすく
<17>料理、片付けがしやすいキッチン
<16>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<15>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<14>家族が集う「リビングダイニング」
<13>誰もが使いやすい温かな「玄関」
<12>家族の位に合わせて
<11>したい暮らしが軸
<10>自分で入浴、排せつ
<09>自分で考え、決める
<08>子どもは王様?
<07>死角ゼロは自立に
<06>写真で住育力アップ
<05>リビングに居場所
<04>LDKに見る力関係
<03>玄関は社会との扉
<02>夢マップで視覚化
<01>どう暮らしたい?


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1577号2016年3月25日紙面から掲載」

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