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那覇・中北部へアクセス良好|沖縄・南城市大里

那覇・中北部へアクセス良好

~沖縄・南城市大里~

ハート形をした沖縄県南城市の左上部分にあたる「大里」。那覇空港自動車道の南風原南インターチェンジ(IC)、南風原北ICに程近いことや南風原町、与那原町、八重瀬町に接する利便性の良さから人気が高まっている。大手スーパーも建ち、にぎわい増す同地区を歩いた。

移転した南小周辺 物件増

緑が多く、景色からはのどかさを感じる南城市大里地区。
だが、大里地区のメーンストリートともいえる県道77号(沖縄・糸満与那原線)は、車通りが多い。特に南城市玉城や八重瀬町、南風原町の分岐となる稲嶺十字路は、通勤・通学時間になると渋滞も少なくない。
大里地区が住宅地として人気の理由は、アクセスの良さにある。2000年に那覇空港自動車道が開通して以来、南風原南ICや南風原北ICに近い大里地区は利便性の良さが見直されてきた。
住民基本台帳人口移動報告によると、南城市への転入者は県内からが74.7%で特に那覇都市圏からは60%を超えており、ベッドタウンとしての人気の高さがうかがえる。
さらには那覇空港自動車道に連結する「南部東道路」=右囲み=が、2年後以降に開通予定。大里には大里IC、大里東IC(仮称)の二つができ、那覇へも北部へもますますアクセスが良くなる。

「これから」の地域

道路開通は人を呼び込む。そして人が集まるところには商業施設が建つ。大里地区も例外ではなく、スーパーなどが増えてきている。
にぎわいの中心は、県道77号沿い大里字高平に2012年、オープンした「イオンタウン南城大里」(写真1)。

県道77号沿い、大里字高平付近。栄えてはいるが、緑豊かでのどかな印象。右手にあるのが、大里南小跡地にオープンしたイオンタウン南城大里。左手の道は移転した大里南小学校へと続く。
県道77号沿い、大里字高平付近。栄えてはいるが、緑豊かでのどかな印象。右手にあるのが、大里南小跡地にオープンしたイオンタウン南城大里。左手の道は移転した大里南小学校へと続く。

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大手スーパーの進出で、より住みやすくなったんだって。豊かな緑と、他市町村へのアクセスの良さが魅力だるん♪
<大里取材時のこぼれ話もアップ中!>

移設開校した大里南小学校の跡地に建つ。徒歩5分圏内にはJAおきなわなどが入る複合施設「アトール」もある。

大里地区に住む65歳の男性は「今までも住みにくいと思ったことはなかった。だけどイオンやアトールができて、より便利になった。何でもすぐ買えるさぁ」と笑顔で話す。
大里南小学校はそこから徒歩5分、サトウキビ畑に囲まれた静かな場所に移動した。周辺には新築のアパートが建ち始め、発展のきざしが見える(写真3)。

大里字大里、字仲間、字大城などにまたがる大里ニュータウンは築浅の戸建て住宅がズラリ。南小や大里中学校、イオンタウンに近いことから人気の場所だ。
大里字大里、字仲間、字大城などにまたがる大里ニュータウンは築浅の戸建て住宅がズラリ。南小や大里中学校、イオンタウンに近いことから人気の場所だ。
奥に見えるのが移転開校した大里南小学校。新設にともない通学路も整備された。周りにはまだ畑が多いが、新しいアパートも建ち始めている。
奥に見えるのが移転開校した大里南小学校。新設にともない通学路も整備された。周りにはまだ畑が多いが、新しいアパートも建ち始めている。

南城市で多くの物件を管理する東洋ハウジングの山城啓さんは「大里地区はスーパーや新しい小学校ができ、若いファミリー層に人気がある」と話す。ことしの3月だけで新築アパートが4~5棟完成したそう。

家賃は新築の2LDKで6万円以下(駐車場1台込み)が主流。ちなみに那覇市で同条件の物件だと、7万円を超えるところも少なくない。空港へのアクセスが良く、那覇のオフィス街にも近いことから単身赴任者の需要も高く、1LDKも人気だそう。

土地の値段は、1坪10万円~20万円と場所によりバラつきがある。「弊社で扱っている宅地では、県道沿いの大里字仲間から字稲嶺にかけては1坪20万円近くする」と話す。ただし、これは現段階の価格で、「需要の高まりとともに、これから家賃や地価は上がっていくだろう」と予測する。

歩いてみると発展の芽があちこちに見えた。山城さんの言う通り、「これから」の地域だ。

<エリアマップ>
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大里に2つのIC「南部東道路」

(県南部土木事務所 事業概要2015より)
(県南部土木事務所 事業概要2015より)

南城市知念、佐敷、玉城、大里から南風原町を経由して那覇空港自動車道の南風原南ICに連結する約8キロの地域高規格道路=赤太線部=が建設中だ。県の担当者によると、「平成30年代前半に暫定供用を開始する予定」と話す。開通すると斉場御獄(セーファーウタキ)から首里城までの間は約17分の時間短縮が見込まれる。大里地区には二つのICを有する。那覇空港自動車道・南風原南ICを起点に、新南風原交差点(南風原町喜屋武)、大里IC(イオンタウン南城大里近く)、大里東IC(大城区)、佐敷・玉城IC(つきしろ学園周辺)、つきしろ交差点(高原の駅なんじょう近く)を結ぶ予定。(※IC名は仮称)

南城市大里地区基本情報
<校区>
小学校は大里北・大里南、中学校は大里。
<家賃>
2LDK(15~16坪程度)6万円以下が多い。
1LDKだと4万5千円~5万円ほど(駐車場1台込み)。
<土地価格>
東洋ハウジングによると、1坪10万円~20万円ほど。
県道77号に近い地域は人気で、字仲間や字稲嶺、同市大里ニュータウン(大里字大城付近)などは需要が高く、1坪20万円前後するそう。

大里トピックス
大里南小の移転に続き、大里北小学校も老朽化などを理由に移転が検討されている。敷地面積1万3千平方メートルの跡地は分譲住宅地として販売されるとの報道もあるが、同市の担当者は「跡地利用については、まだ何も決まっていない。これから検討するところ」と話す。同小のある嶺井区民の意向を聞きながら事業を進めていくそうだ。

大里地区の賃貸物件

県道77号近く、大里字稲嶺の新築物件。南風原南インターまで車で10分。ファミリーにもおすすめの2LDK(約15坪)。家賃は共益費込みで5万7千円(駐車場1台込み)。同物件を取り扱う東洋ハウジングの山城さんは「周りにはまだ自然が多く、都市と田舎のバランスが取れた地域。新築でこの値段なのは、今だから。今後、需要の高まりとともに家賃は上がっていくと思います」とアピールした。

東洋ハウジング(電話=098-850-4722)
http://www.toyo-housing.co.jp/


編集:東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1598号2016年8月19日紙面から掲載」

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