沖縄の不動産・賃貸・売買ならコノイエ+プラス

お役立ちコラム

幹線道路軸に発展の兆し|沖縄・うるま市石川

商業施設やアパート増

うるま市石川[石川1丁目、石川付近]

沖縄本島南部と北部の中間地点に位置するうるま市石川(旧石川市)。「みほそ(おへそ)のまち」と呼ばれ、古くから交通の要所だった。戦後、県内でもっとも早く教育が再開され復興の中心地となったが、那覇市や沖縄市などの発展に押され存在感が陰りつつあった。だが、交通の整備が進むに伴って少しずつ発展の兆しを見せ始めている。旧石川市の中でも、商業施設やアパートが増えている石川1丁目と石川を歩いた。

うるま市石川(石川1丁目・石川付近)
石川1丁目、世栄津橋近くの交差点付近。フクギ並木沿いにスーパーや飲食店がズラリと並ぶ。幹線道路からは1本入ったところにあるため、買い物客やこの地域の住人以外の出入りは少ないのだろう。車の往来はさほど激しくない。

mamarun
スーパーや小学校が住宅地のすぐそばにあるのね。
街がコンパクトにまとまっていて、暮らしやすそうだわ。

賑わう宮森小付近

沖縄自動車道の石川インターチェンジ(IC)を下りてすぐにある、うるま市石川と石川1丁目。国道329号の渋滞緩和のために整備された石川バイパスが2005年に全線開通して以来、商業施設が増えた。

石川1丁目は、スーパーはもちろん、書店やファッション関連の店、飲食店がフクギ並木に沿ってズラリと立ち並んでいる。

商業施設の裏手には宮森小学校があり、小学校を取り囲むように住宅街が広がる。小道には昔ながらの一戸建て住宅が建つ一方で、新しく整備された道沿いには新築のアパートが並び、これから建つであろうさら地も目に付く。隣り合う3棟のアパートを同時に建てている現場もあり、需要の高いエリアであることがうかがえる。

宮森小学校から少し離れた、石川にある石川消防本部付近は、新築の一戸建て住宅が並ぶ。

石川1丁目や石川は、土地区画整理事業が進み、ここ数年で新築アパートや一戸建て住宅が増えた。

2年ほど前、宮森小学校近くのアパートに越してきた主婦(24)は、「高速のICが近いことと、スーパーがそろっていて生活しやすそうだったのでここに決めた。定住するかはまだ決めていないけど、しばらくは住むと思う」と話す。

宮森小学校の周辺は一方通行の小道が何本も走っている。この辺りは新築の家はあまり見えず、昔ながらの住宅が多く、非常に静か。
宮森小学校の周辺は一方通行の小道が何本も走っている。この辺りは新築の家はあまり見えず、昔ながらの住宅が多く、非常に静か。

写真1の道を、奥(山側)へ走ると新築のアパートが立ち並ぶ。建設中のところやさら地も多く、人通りはこれから増えていくと思われる
写真1の道を、奥(山側)へ走ると新築のアパートが立ち並ぶ。建設中のところやさら地も多く、人通りはこれから増えていくと思われる

渋滞少なく便利

石川2丁目で不動産業を営む「ユイ企画」の代表取締役、新田盛勝さんは「ここ2、3年はアパートの建築ラッシュですね」と話す。

石川や石川1丁目がじわじわ人気を集めている理由はアクセスの良さ。石川ICが近く、南部にも北部にも行きやすい。「特に那覇空港自動車道ができてからは、南城市や糸満市も近くなった。那覇市内から行くより石川から高速で行く方が早いこともある」と話す。

南城市や八重瀬町など、ICが近くてどこへ行くにもアクセスが良い地域はほかにもあるが、違いは「渋滞があまりない。旧石川市内では、通学・通勤ラッシュ時に少し石川警察署前の交差点が混むくらい。あとはスムーズだから、移動のストレスが少ない」と話す。

もう一つ、人気の理由は家賃の安さだ。新築もしくは築浅の2LDKで5~6万円だそう。本コーナーで紹介した南城市大里は同条件で6万円前後だったのと比較すると、発展中の他地域より安価だと言えそう。「車がないと不便な土地柄だから、駐車場が2台分確保できる物件が人気」と話す。

土地の値段は1坪18万円程度。「10年ほど前は1坪15万円~16万円ほどだった。需要の高まりから価格も上がってきている」と説明する。

ただ、渋滞は人が増えれば起こる。新田さんは、石川にあった浄水場の跡地に大型のサンエーが建設される計画がある(右囲み参考)ことを挙げ、「あの辺りは住宅街でさほど道は大きくなく、渋滞が起こる可能性が高い。きちんと道路整備をしながらまちづくりを進めてほしい」と指摘した。

沖縄・石川の風景

石川中近く サンエー建設予定

石川中そばにある旧石川浄水場の跡地(写真)にサンエーの大型ショッピングセンターが建設予定だ。同地は大型商業施設が建てられない「第一種住居地域」であったため、現在は用途変更の作業中。サンエーの担当者は「まだ行政との作業中のため、開店時期や施設の規模などは未定」と話す。石川浄水場は2011年に石川東恩納崎の新石川浄水場に移転した。跡地近隣にはかねひでやマックスバリュもあり、スーパー激戦区になりそうだ。

石川、石川1丁目地区基本情報

<校区>
小学校は宮森、城前。中学校は石川など。

<家賃>
2LDKで5万円~6万円。
※物件は、他の地域と同じくファミリー向けの2LDKが人気だが、「お一人様」の需要の波が石川にも来ているそう。ユイ企画の新田さんによると、「都心と同様に1Kの物件も増えてきている。1Kだと家賃は4万円前後」と説明する。

<土地価格>
ユイ企画によると、1坪18万円ほど。旧石川市内で、石川地区以外で人気なのが石川東山地区。高速道路の石川インターチェンジに近いことが人気の理由。

石川のオススメ賃貸物件

城前小近く ファミリー向け

石川のおすすめ物件として、ユイ企画の新田さんが紹介してくれたのはうるま市石川、城前小学校近くにある2LDKの物件。家賃は5万3千円。築2年で、全室独立タイプ。「キッチンのそばには家事室もあり、お母さま方は重宝するはず。小学校も近いし、ファミリー向けの物件です」と説明する。駐車場は1台無料、2台目は2000円。

<上記物件の問い合わせ>
ユイ企画
電話=098-965-0132

※やーるん一家は不動産検索サイト「コノイエ+プラス」のマスコット。週刊タイムス住宅新聞のHP(sumai.okinawatimes.co.jp)では、やーるん一家がうるま市石川地区のこぼれ話をしているよ!


編集:東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1602号2016年9月16日紙面から掲載」

月別アーカイブ

ライター