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「住育の家」に学ぶ 収納と動作環境を見直す|住育deハッピーライフ

暮らし楽しむマンションリフォーム

「住育の家」に学ぶ 収納と動作環境を見直す

今回は住育視点で住環境の改善を図った、マンションのリフォーム事例を紹介します。

リフォームしたマンションは築20年、ご夫婦二人暮らし。リフォーム前の間取りでは問題点が四つありました。①動きづらい場所がある②収納が不足③所々にすき間や空間がある④顔を合わせづらい。これらを踏まえて住育の視点から収納と動作空間を見直し、リフォームしたことで、片付けや会話がしやすく、暮らしも楽しめる住まいに変わりました(図面参照)。

トイレ、キッチン変更

まず、①③で気になったのは洗面室です。トイレのドアを開けると洗面室の出入り口(引き戸)と重なるため、出入り時に人がぶつかる危険性がありました。そこで、トイレのドアを引き戸に変更(1)。ぶつかる危険がなくなった上、ドアの開閉スペースが不要になり、洗面室が広く使えるようになりました。

適切な場所に十分な収納があると片付けがしやすくなるだけでなく、来客など目的に応じてイスやテーブル、ソファの配置を自由に変えられ、空間を柔軟に使うことができます。そこで、キッチンは対面式に変えて壁面に収納を用意(2)。玄関出入り口近くの目隠し壁部分には、かばんが置ける収納を設けました(3)。

キッチンの向きを変えたことで調理中も顔を見て話せるようになり、夫婦仲はますます良くなったそうです。また、室内の広さを損なわずに増設できた収納によって、日々の片付けも楽に。夫人の趣味のお茶も暮らしに加えて、お客さまを迎え入れることが楽しくなったそうです。

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住育アドバイザー・宇津﨑友見さん

執筆者
宇津﨑友見(うつざき・ともみ)
(一社)日本住育協会理事長。建築士、住育アドバイザー。京都を拠点に、母と妹、全国各地にいる住育アドバイザーとともに、家族が仲良く、幸せになれる「住育の家」づくりを展開している。

(株)ミセスリビング ホームページ http://mrs-living.co.jp/
一般社団法人 日本住育協会 ホームページ http://jyuiku.net/
ブログ http://www.jyuiku.net/blog/

▼住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ
<18>可視化し見守りやすく
<17>料理、片付けがしやすいキッチン
<16>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<15>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<14>家族が集う「リビングダイニング」
<13>誰もが使いやすい温かな「玄関」
<12>家族の位に合わせて
<11>したい暮らしが軸
<10>自分で入浴、排せつ
<09>自分で考え、決める
<08>子どもは王様?
<07>死角ゼロは自立に
<06>写真で住育力アップ
<05>リビングに居場所
<04>LDKに見る力関係
<03>玄関は社会との扉
<02>夢マップで視覚化
<01>どう暮らしたい?


住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ<16>
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1603号2016年9月23日紙面から掲載」

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