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眠り妨げないルール決め|住育deハッピーライフ

見直しで夫婦関係の再構築!?

「住育の家」に学ぶ 夫婦の寝室

引き戸で間仕切りした夫婦の寝室のイメージ。戸を開け放てば一緒に過ごす時間を、閉めればお互いがプライベートの時間を楽しめる
引き戸で間仕切りした夫婦の寝室のイメージ。戸を開け放てば一緒に過ごす時間を、閉めればお互いがプライベートの時間を楽しめる

今回は、寝室の考え方についてお伝えします。家族が仲良く暮らすための基本は、夫婦が仲良しであることです。しかし、その基本を構築する大切な場所であるにもかかわらず、夫婦の寝室は「誰にも見せない場所だし…」と、意外に後回しに考えてしまわれがちです。
皆さんの家の夫婦の寝室、またはお父さんやお母さんの寝室は、どういう環境ですか? 居心地が良く、長居したくなるような空間であるなら、夫婦関係は良好でしょう。

しっかり話し合って

近年、奥さまから「夫婦別室にしてほしい」と、相談を受けることも少なくありません。理由は、音と室温と明るさです。
「いびきでよく眠れない」「快適な室温が違うからエアコンの調整が大変」「眠りたい時間、起きる時間が違う」など、寝るときまで気を使って疲れることがお悩みのようです。
夫婦の寝室は、ゆっくり会話を楽しんだり、コミュニケーションをとる貴重な場。一緒に眠っていることでお互いの健康状態の変化にもすぐに気付くことができ、病気などの早期発見にもつながりやすいです。
だからと言って、毎日いびきや室温、電気で安眠を妨害されては体が持ちません。そこでまずご提案するのは、夫婦の「寝室ルール」を決めることです。
例えば、就寝時間帯が違うときにはどうするか? 室温の設定はどうするか? など、夫婦でちゃんと話し合うことがとても大切です。それと同時に、夫婦のコミュニケーションも業務連絡だけになっていないか見直すことをお勧めします。
わが家も「寝室ルール」はたくさんあります。例えば、絶対に相手を起こさないルール。

・飲んで朝帰りは部屋に入るべからず。→帰宅が明け方になるときは、和室に布団を敷いておいて、そこで寝てもらいます。
・眠りの妨げ禁止→どちらかが寝ていたら絶対に電気をつけない。朝もカーテンを開けない。

小さなストレスを見逃さず「寝室ルール」をつくり、寝室を見直しただけで夫婦関係が改善した例は少なくありません。

引き戸で間仕切りも

それでも、別部屋を希望される場合は、部屋を引き戸で仕切り、開ければ一部屋になる間取りをご提案しています=上イラスト。引き戸の開け閉めで一緒に過ごす時間も、お互いのプライベートも楽しめる。全くの別室ではないので、ご主人の寂しさからの不満も解消されました。
ちょっとした工夫で夫婦仲良しの環境はつくれます。夫婦円満には、「まずは寝室を見直せ」が鉄則です。私は、生花を飾り、夜だけでもアロマを楽しんだり、スイートルームのような寝室づくりを日々目指しています。
子どもが一人で眠るようになった時が、夫婦の大きな転換期。人生を一緒に歩み続けるパートナーとの寝室は、大切に考えたいですね。

住育アドバイザー・宇津﨑友見さん

執筆者
宇津﨑友見(うつざき・ともみ)
(一社)日本住育協会理事長。建築士、住育アドバイザー。京都を拠点に、母と妹、全国各地にいる住育アドバイザーとともに、家族が仲良く、幸せになれる「住育の家」づくりを展開している。

(株)ミセスリビング ホームページ http://mrs-living.co.jp/
一般社団法人 日本住育協会 ホームページ http://jyuiku.net/
ブログ http://www.jyuiku.net/blog/

▼住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ
<20>眠り妨げないルール決め
<19>見守りできる環境づくり
<18>可視化し見守りやすく
<17>料理、片付けがしやすいキッチン
<16>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<15>キッチンで分かる夫婦の仲良し度
<14>家族が集う「リビングダイニング」
<13>誰もが使いやすい温かな「玄関」
<12>家族の位に合わせて
<11>したい暮らしが軸
<10>自分で入浴、排せつ
<09>自分で考え、決める
<08>子どもは王様?
<07>死角ゼロは自立に
<06>写真で住育力アップ
<05>リビングに居場所
<04>LDKに見る力関係
<03>玄関は社会との扉
<02>夢マップで視覚化
<01>どう暮らしたい?


住育アドバイザー・宇津﨑友見の住育deハッピーライフ<20>
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「第1616号2016年12月23日紙面から掲載」

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