五月橋バス停が語る まちの記憶(那覇市宇栄原)
- 2015.11.22
「地域の歴史を調べる」という話をすると、難しそうに感じます。私もそう思うのですが、毎日の中で「いま」を少し観察すると、過去の出来事や記憶、すなわち「むかし」を語るものが見つけられます。これから、ふと顔を出す過ぎ去った時間を探しに街へ出てみま
「地域の歴史を調べる」という話をすると、難しそうに感じます。私もそう思うのですが、毎日の中で「いま」を少し観察すると、過去の出来事や記憶、すなわち「むかし」を語るものが見つけられます。これから、ふと顔を出す過ぎ去った時間を探しに街へ出てみま
「国際通りが語る」 まちの記憶 Vo.18 旧制中学の校名 跡なき今も残る バス停名は近隣の地名や施設名から命名されますが、よく見ると、現在は存在しない施設や今では用いられない地名が残される、地域の過去を語ってくれる存...
「国際通りが語る」 まちの記憶 Vo.17 いびつな敷地に 道路拡張の痕跡 今回はまず写真を見てください。那覇市の国際通りから桜坂、壺屋へ向け、道路建設が行われています。新しい道路の端には、元々の敷地を切り取られて残っ...
「緑地が語る」 まちの記憶 Vo.16 復興の思い結ぶ 海岸の風景 今回は、那覇市沿岸部の街、辻にある「辻・若狭緑地」という場所を取り上げます。辻といえば遊郭の街として栄えた歴史が有名ですが、今回は違う切り口で見てみま...
「区画が語る」 まちの記憶 Vo.15 埋め立てに残る過去のかたち これまで鉄道や飛行場の跡など、道路や区画の形をよく見ると地域の昔が分かる、という例を紹介してきました。今回は、那覇市鏡原町の那覇大橋南詰めあたりにある...
「通りが語る」 まちの記憶 Vo.14 松山に残る問屋街の美観 昭和31(1956)年に開かれたこの通りは、かつては名にたがわず卸問屋が軒を連ねていました。昭和53年に通り会が刊行した「二十年の歩み」を読むと、那覇の問...
「道路が語る」 まちの記憶 Vo.13 路線番号がつなぐ沖縄の歴史 電話番号や看板に記された番号などまちの中に残るさまざまな数字に、地域の昔が見えてくることがあります。今回は、道路の路線に残る数字から歴史をさかのぼりま...
「電話番号が語る」 まちの記憶 Vo.12 局番に残る村の移り変わり 今回は、あらゆる人が日常的に利用している数字、電話番号に着目してみます。単なる数字の羅列の中から、どのような地域の昔が分かるのでしょうか。 <神奈川...
「郵便局が語る」 まちの記憶 Vo.11 地名変われど 変わらぬ親しみ 全国各地にある郵便局。局名には必ずその場所の地名が名付けられています。記念にしようと、旅先で局名の入った消印を集める方もいます。今回は、そんな郵便...
「橋が語る」 まちの記憶 Vo.10 難所越えた大橋75年経てアーチ 今回は少し遠出し、北部をドライブしました。曲がりくねる古い道の横に、真っすぐな新しい道が出来ているのを見かけます。この古い道とそこに架かる橋を見てみ...